「殺し屋だって、たまには休みたい(強制的に)」。社会不適合者な殺し屋コンビの日常とアクションを描き、インディーズ映画として異例のヒットを記録したシリーズの待望の続編「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」は、前作を凌駕する超絶アクションと、さらに磨きがかかった脱力系コメディが融合した、唯一無二のガールズ・アクション・エンターテインメントです。あらすじから胸が熱くなるネタバレ結末まで徹底的に解説します。

あらすじ

殺し屋協会に所属する杉本ちさと(髙石あかり)と深川まひろ(伊澤彩織)の二人は、ジムの会費未払いや保険の失念など、殺し屋としての事務的なミスが重なり、協会から半年間の謹慎処分を言い渡されます。銀行口座も凍結され、日々の生活費にも事欠くことになった二人は、不慣れなアルバイトに精を出しますが、社会不適合な性格が災いしてトラブルばかり。

一方、協会への復帰を狙う「フリー」の殺し屋、神村兄弟(濱田龍臣、エドワード勇人)は、ちさととまひろのポストを奪うために彼女たちの命を狙い始めます。アルバイトに明け暮れる日常の裏で、プロ同士の意地とプライドを懸けた、静かな、しかし苛烈な戦いの幕が切って落とされます。

登場人物

杉本ちさと(髙石あかり)

本作の主人公。明るくコミュ力が高いが、怒りの沸点が低い。髙石あかりが、軽快なトークと鋭いアクションを完璧なバランスで演じ、キャラクターの魅力を爆発させています。

深川まひろ(伊澤彩織)

本作の主人公。極度の対人恐怖症だが、格闘能力は世界屈指。伊澤彩織による、スタントなしの超絶技巧アクションは本作でも最大のハイライトです。

神村ゆうがん(濱田龍臣)& 彰(エドワード勇人)

ちさととまひろの命を狙う兄弟。濱田龍臣が、これまでのイメージを覆す影のある殺し屋を熱演しています。

見どころ。阪元裕吾監督が放つ「ゆるさとガチ」の黄金比

本作の見どころは、前作の魅力を継承しつつ、アクションとドラマの両面でスケールアップした演出です。

全編クライマックス。進化し続ける超絶アクション

アクション監督・園村健介による緻密な振付と、伊澤彩織の身体能力。特に対戦相手となる神村兄弟との一騎打ちは、長回しを多用した臨場感溢れる構成で、観る者の呼吸を止めるほどの迫力があります。

「社会不適合」という名のアイデンティティ

殺し屋としては超一流だが、社会の中では「普通」に生きることができない彼女たちの不器用さ。バイト先での理不尽な客への対応や、日常の何気ない会話シーンに散りばめられたユーモア。阪元監督らしい、現代を生きる若者のリアルな空気感が、非日常な殺し屋の世界と見事に同居しています。

ネタバレ注意。決着の果てに見えた、二人の絆

物語の終盤、ちさととまひろは神村兄弟との最終決戦に挑みます。お互いに生活がかかった切実な殺し合い。激闘の末、二人は神村兄弟を撃破し、殺し屋としてのポジションを守り抜きます。

しかし、そこに残ったのは勝利の快感ではなく、同じように不器用にしか生きられなかった敵への、微かな共感でした。謹慎が明け、再び殺し屋として歩き出す二人。ラストシーン、相変わらずバカバカしい会話をして、美味しそうに食事をする姿。彼女たちにとって、殺すことは「仕事」であり、生きることは「この二人でいること」。二人の絆がより一層深まったことを感じさせ、物語は幕を閉じます。

まとめ

映画「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」は、アクション映画ファンはもちろん、すべてのエンタメ好きに捧げる最高の一作です。髙石あかりと伊澤彩織のコンビが魅せる、世界基準の輝き。あなたがもし、日々の生活に刺激と癒やしを求めているなら、ぜひHuluでこの二人の「不機嫌な日常」を体験してください。観終わった後、あなたもきっと「幸せ」の定義が少しだけ変わっているはずです。

項目 詳細内容
作品名 ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー
主演 髙石あかり、伊澤彩織
出演 濱田龍臣、エドワード勇人、水石亜飛夢、中井友望、飛永翼、渡辺哲 ほか
監督 阪元裕吾
脚本 阪元裕吾
製作年 2023年
ジャンル アクション、コメディ、青春

本ページの情報は2026年5月時点のものです。最新の配信状況はHuluサイトにて ご確認ください。